Euphone : The Lakewood
ARTIST / Euphone
TITLE / The Lakewood
LABEL / after hours
DATE / 2001
TITLE / The Lakewood
LABEL / after hours
DATE / 2001
1stが傑作すぎたEuphoneだがそれにも関わらず現在その盤から比例的に知名度が上がっていってもよさそうなのにそれが十分に叶わなかったのは大きな作風の変化に起因しているようにも思われる、そしてこの盤は3rdであり、その部分的な精神は伺えるもののすでにかつてのややもすると土臭い音からはオサラバし、大人びたゴージャスさを手に入れている、すでにバンド状態というよりもRyan Rapsysの一人ユニットだった気がするけれども表面に加工を施した各楽器の有機性はある種高められムードを演出する、特にベースとドラム、M3など鍵盤系の妙な陽気さが盤の流れに混合することで演奏される舞台も大きく変容することだろう、そして基本セットで行われる曲には軽めのボーカルが白味噌であろう、しかしM1など聞けば5styleでないかと思われる音が提供されていてややあせる、ギターがその効果をあげているのだろう、7曲で23分少々しかないけれども1stを引きずらずに新しい気持ちで望めば十分楽しめる良盤となっております