Mental Overdrive : The Phuture That Never Happened
ARTIST / Mental Overdrive
TITLE / The Phuture That Never Happened
LABEL / smalltown supersound
DATE / 2005
TITLE / The Phuture That Never Happened
LABEL / smalltown supersound
DATE / 2005
90年から93年までの老舗テクノレーベルR&Sにおける音源をCDに初めてコンパイルしてリイシュー、90年代初頭の暑いフロアの音がそれとはかけ離れた寒気に属すると感じられるsmalltownからリリースされるというのは不思議ではあるが、最近の音源を聞くとやや叙情性が付与されているので間違った組み合わせではないようだ、というかそもそもMental OverdriveことPer Martinsenさんはノルウェーの人でノルウェーのクラブ・シーンの大御所であるそうだから、ノルウェーというのも強ち暑い夜が保証されているのかもしれない、身体性を要求するビートの刻みは時代を感じさせる音響であるがそのテンションの挙げ方はさすがにかっこよい、フロアといってももはや地下へもぐるか宇宙へ向うかというある種のトリップ感を伴うものに目が向いているが着実に地に足が着いたこのような作品というのは個人的に珍しいかもしれない、感性としては初期のAFXのそれに近い気がする、まあ時代的にもある種のモードが要求されたであろうし当然といえば当然かもしれない、まあこちらのほうがもう少し多様性に飛んでいるしやんちゃではあるが