Hanayo In Panacea : S/T
ARTIST / Hanayo In Panacea
TITLE / S/T
LABEL / mille plateaux
DATE / 1998
TITLE / S/T
LABEL / mille plateaux
DATE / 1998
Mathis MootzによるPanaceaとHanayoさんによるコラボと考えたほうがよいだろう、Panaceaは方法論的なドラムンや音響的なインダストリアル感を扱いながらノイズというものの可能性を探っている、'Electric Ladyland 5'に参加している、洗練を経る前の荒々しい傾向の作品も乱立が許されていたころの作品、Problem Childとくんだant-zenを中心に活動していたm2名義でも1枚mille plateauxからリリースしている、rephelxでのリリースもあるDJ Scudと組んだりもしているので暴力的であることは想像に難くないだろう、ある種AFXに近いようにも思われる、M1などはそのように聴く事ができないわけでもない、ややビートを刻むという意識に欠けている部分があるけれども、そんなPanaceaに相対するHanayoさんとはだれか、ジャケではセーラー服を着込みジャパニーズカルチャを闇で切り刻んでいる感じも与えてくれるが、日本でもリリースのあるようでThe Black Dogと対決したりビジュアル戦略の特殊性も現在の市場のありかたに先駆けていたようにも思う、Terre ThaemlitzやMerzbowといった才人たちを迎えて盤を製作したり、ゴルチェのモデルをやったり、アニエスbに協力してもらって写真集出したり・・・、日本語で書く場合は「花代」となるみたいです、彼女はボーカルでかんでいるとともに、おそらく要所要所に現れる日本の土着的なメロディも彼女によるものである気がする、あまり好きなタイプのパフォーマではないし(好みですから仕方がない)、この盤に関しても個人的に推奨すべき内容はない、Panaceaが単独でやるともう少ししまった気もするけれどもHanayoさんという強烈な個性が要求される事態というものがあったのかもしれない、ちなみに白いデブがうぁーとやってるジャケ写がHanayoさんではありません、花代さんは決してデブではありません