Girls Against Boys : You Can't Fight What You Can't See
ARTIST / Girls Against Boys
TITLE / You Can't Fight What You Can't See
LABEL / jade tree
DATE / 2002
TITLE / You Can't Fight What You Can't See
LABEL / jade tree
DATE / 2002
touch & goからjade treeにその場を移してリリースされた盤、ミレニアムを超えてからもモードに流されない強さを感じる、以前も紹介しましたが(参考:1)僕はそんなに嫌いではありません、この手のグランジ以降を感じさせる音楽は個人的にソリッドさを要求したいのですが、GABの場合これはこれでいいと思います、プロデにはいつものようにTed Niceleyを迎えて行われているNiceleyさんはFugaziの初期の諸作でプロデとして顔を出している、ある程度その文脈でとらえてもよいかもしれませんが、GABのほうが忠実に過去を抱えて生きている、dischordとの関係というのは前身だと考えられる80年代後半あたりに活動していたハードコア・バンドSoul Sideの時期にさかのぼることができる、抜きの技術などはかなりテクニシャンでして、ドラム一本になったりするところは手ぬるいところは何もない、というかドラミングが一級でしてそれだけでも好感が持ているのではないでしょうか、M11ではGABの全編を覆うギターを控えめにし落ち着いたナンバーを聞かせてくれる、新しい境地を開拓してまた帰ってきて欲しいところである、