Elliott Sharp / Carbon : Amusia
ARTIST / Elliott Sharp / Carbon
TITLE / Amusia
LABEL / atavistic
DATE / 1995
TITLE / Amusia
LABEL / atavistic
DATE / 1995
80年代中葉あたりから活動しsstから2枚、homesteadから1枚と僕が気にしているレーベルに着実に絡んでいたCarbonです、一応Elliott Sharpはそのメンバであったようです、メンバの一人である電気ハープ奏者Zeena Parkinsは日本が誇るニューヨーク地下の女王Ikue Moriとともにmegoから盤をリリースするなど現在も活発に活動しているようです、またM2M6ではJohn Duncanが短波ラジオ的なものを扱っております、ギターのリフを印象的に用いた基本インストですが、音の文脈としてはハードロック的な耽美さがある、Mからおおいにやられるのは必死です、M4出見せるギターのファンクネスなどにも心が奪われる、本当にいい按配で彼らの音楽性は漂っているように思われる、ともすればただの抽象的な構成によってリスナを選ぶ音楽に堕すが、この「ポップさ」を確保したとき、Elliott Sharpは地下の帝王としての顔を封印する、この盤がCarbonのなかでどの程度の完成度なのかがわからず評価に苦しむが、他の凡百の人々に比べるとはるかに素敵です、他の盤が聴きたい、そしてえり好みの多いリスナに広くお薦めする