310 : Recessional
ARTIST / 310
TITLE / Recessional
LABEL / leaf
DATE / 2003
TITLE / Recessional
LABEL / leaf
DATE / 2003
この盤からそれまで緩やかな結びつきでしかなかったAndrew Sieglerが3人目の公式メンバとなります、ということもあってかボーカルがたまに採用されています、'The Dirty Rope'よりも洗練されたのだろうか、ダウンテンポのなかに一聴してある種の微妙なためが見出せるようになった気がする、それによりかなりうねりが演出されるといってよいだろう、まあ部分的でしかないが、それ以外はハイファイな装いもそのままに大きな革新もないままに提出された盤であるように思われる、というかニューヨークということが多分関係しているとは思うが95年の久保田トシノブの盤のエンジニアにTim Donovanが参加している、多分向こうでリリースした作品なんだろうが、また彼はBackstreet Boysの盤にも局部的に噛んでたりする、こういうところからある種の傾向を読み取る事はさほど難しくない、つまりかつて彼が関係しているスタジオが徹底的なクリアさが要求されていたということ、そこからこの盤の粘土のような無垢さが現れているように思う