Mimi Secue : Naila
ARTIST / Mimi Secue
TITLE / Naila
LABEL / karate joe
DATE / 2006
TITLE / Naila
LABEL / karate joe
DATE / 2006
今年の盤ですね、5人組バンドの4th、まだリリース数の少ないkarate joeですが結構なウェイトをしめているようですね、同じくkarate joe関連でGlimもメンバだとか、印象的なジャケ写ですから知っている人も多いかもしれない、M1から端整に展開されシンプルさのなかに叙情性をこめている、それは凡百のポストロックとよばれるようなバンドが作り出す旋律と雰囲気ではなく確かなテクスチャにこめられているといえば言い過ぎか、多分いいすぎだろう、歌がある、実際に歌っている、重ねられた声には琴線をくすぐられる、M3などはなかなか名曲を作ろうとしている、Beach Boysのような神のメロディの域には達していないがそれを志向しようとする魂を感じさせてくれる、それを現代のテクスチャで再現する助けをするのがTrapistのMartin Siewertである、かれは幾つかのギターで参加するとともに最終的にミックス作業でこの盤を纏め上げた、良い仕事をしたと思う