Tomorrow : S/T

ARTIST / Tomorrow
TITLE / S/T
LABEL / zonophone
DATE / 1968/2002

Yesの天才ギタリストSteve Howeがいた事でその方面では有名なTomorrowです、僕は別にYesつながりでこの盤を手に入れたわけではなく、何かの雑誌でこのジャケをとても強く記憶していたからです、60年台のかくれた名盤くらいの認識でした、丁度よい具合にYes周辺ということでなかなか運命を感じます、位置づけは一応サイケという事になっていますがThe Beatlesを主軸とした当時の傾向を考えるとサイケ風味ということになるような気がします、ほぼ同時代人であるのに(といっても一回りくらいはかわってくるのかしら)'Strawberry Fields forever'をカバーしているあたりが素晴らしいです、テープ処理などではなく完全演奏で臨場感あるカバーとなっています、逆回転などを織り込みながらも、その確かな演奏力はドキドキさせてくれます、Yesを引き合いに出していますが、プログレではありませんからあしからず、実際に隠れた名盤であるような気がします、M1のグルーブはこの盤の成功を語るかのように雄弁に名曲の証を携えています、詳しくはわかりませんが、最近まではリイシューされなかったのでしょうか、この盤はデジタルリマスタが施されいてて、高価なオリジナルでなくとも手軽に聴けるようになりました、まあでも何回か CD化されていて当然の作品だとは思うのですが