Oneida : Each One Teach One

ARTIST / Oneida
TITLE / Each One Teach One
LABEL / jagjaguwar
DATE / 2002

今年の9月にrough tradeから新譜を出しましたOneidaの二枚組み、もともとはversion city recordsというところが500枚限定で出したレコードらしい、まあjagjaguwarにはあまり期待していないのだが、Richard　Youngへの触手の伸ばし方から見る目のよさには一目置いている、そしてこのOneidaという通称サイケデリック・ロックバンドは話題のLiarsとスプリット盤を出すなど精力的な活動が見られる、というか久しぶりにあまり聴いたことのない類の盤である、項がパンク的なテクスチャを備えながらほぼ変奏せずに反復される、しかも15分近くにわたって永遠大きな変化もなく繰り返される、これは演奏者的に悦が与えられるのだろうか、しかし二枚目のM2などは構造は同じながらもギターのリフレインと喘ぎ、ドラムのニヒルな踊りに快感を覚える、にしてもバリエーションがなさすぎでいやになって手元狂いそうやけどな、新しい聴覚体験を与えてくれました、今もこんなのでしょうか