The Gentle People : Simply Faboo
ARTIST / The Gentle People
TITLE / Simply Faboo
LABEL / rephlex
DATE / 1999
TITLE / Simply Faboo
LABEL / rephlex
DATE / 1999
rephlexにおいてはまったくの異端児となるかもしれないTeh Gentle People、というのも彼らがやっているのはまったきポップスだからである、フレンチ・ポップを思わせる温かみをもって、男女のボーカルがしっとりと聞かせるのである、M3において誰もが聞いた事のあるであろうPercy Faithによる「夏の日の恋」が使われているが、まさにそのイメージである、The Aluminum Groupのひねくれを矯正すればこの盤となるだろう、雰囲気は伝わるだろうか、それくらいrephlexとはそぐわないやさしさがある音楽を製作しているのである、まあ自らジェントルを名乗るくらいであるから当然かもしれない、Dougee Dimensional、Honeymink、Valentine Carnelian、Laurie Lemansという4人からなるTthe Ggentle Peopleだが、彼らがPizzicato FiveやFantastic Plastic Machineとつながりがあることが興味深い、90年代後半にシンセ・ポップの隆盛というものが日本において彼らを中心に起こったわけだが、それにあわせてThe Ggentle Peopleも積極的に日本に紹介されたようである、意外なところでrephlexの浸透が見られても不思議ではなかった、ディスコ・ポップ、ラウンジなどなど、なんとなくそのような音楽がお洒落なものとして復権ないし台頭してきたラグジュアリの萌芽を感じ取ることができる、非常に安定したよい盤だと思うけどね