V.A : Men With Boxes
ARTIST / V.A
TITLE / Men With Boxes
LABEL / djak-up-bitch(clone)
DATE / 2001
TITLE / Men With Boxes
LABEL / djak-up-bitch(clone)
DATE / 2001
通称DUBことdjak-up-bitchというレーベルのコンピ、オランダのレーベルです、他にもkettleとか出してたりする、上層レーベルのcloneはDrexciyaとかリリースしているので凝っているのではないでしょうか、この盤はクレジットに優秀な大陸系IDM傾向の人々の名前が見えたので買いました、まあ当然クオリティは高い、実際ここまで来ると別に全部同じなんですけどね、一曲目はSpeedy Jさんと、Mathというビートボクサーのコラボ、Quench(参考1・2)の別名義Funckarmaはskamやmerck、u-coverという名だたるレーベルからリリースがある、というかQuenchはDonとRoelという Funcken兄弟のユニットなんですが、この盤にはQuench名義はもちろんEavenという名義でも参加している、通低するセンスは同じなんですが、Funckarmaは典型的ダウンビートで、EavenはややBPM高めで電子脛アのような音が印象的、Quenchは変則ダウンビートで、奇妙に断絶させるビートをしいておりアンビエント感との奇妙な調和が図られている、あとはrephlexでおなじみのイタリアのユニットD'Arcangeloですか、有名のSpeedy JさんのはいまいちなんですがFuncken兄弟とD'Arcangeloはさすがですよね、気持ち悪いぐらいこの手の中でトップレベルです、とはいえ知らない方々も異常に高密度でして、個人的に僕がskamに求めていた音が鳴っているといえるでしょう、全体の特徴は、一方でしかれたビートがやや変則で低めであり、他方でアンビエントを担当する高音がやたらクリアであるということでしょうか、この点ではQuench名義の曲は他のそれ系の曲よりも劣る、どちらも安物のスピーカでは拾いきれず割れてしまうであろうほどの差異があるにも、実際うちのPCのスピーカではやや高音が割れているが、それを調和させるという異常な美意識に僕は魅かれているのではないでしょうか、恐らくショーケース的盤なんでしょうが、タイトルは音楽の立体性をあらわしているのかな、推薦したい一枚です