Nuno Canavarro : Plux Quba
ARTIST / Nuno Canavarro
TITLE / Plux Quba
LABEL / moikai(drag city)
DATE / 1988/1998
TITLE / Plux Quba
LABEL / moikai(drag city)
DATE / 1988/1998
オリジナルはama romantaというポルトガルの電子レーベルから、その十年後に、O'Rourkeが自身のレーベルmoikaiの一枚目としてリリースした、恐らくmoikaiはこの盤のために存在を決定したと考えていいだろう、異常事態のような傑作、それほど機材も存在しなかったであろう時代に、このテクスチャを実現しているとは、まず音の加工、確かに当時の音である、けれども最高の音、絶妙にクリアに聞こえる、そしてそれが可能にする粒への意識、まあRafael Toralというtomlab、touch、staubgoldなどでリリースし、O'Rourke周辺とも深いつながりのあるかたがリマスタしてるから良い音なのかもしれません、しかし間違いなくO'Rourkeの「I'm Happy, And I'm Singing, And A 1, 2, 3, 4 」のアイディアの幾つかはここにある、そしてそのほか色々なきらめき、アコースティックと電子を混ぜ合わせるという今ではごろごろしている表現も、かなり充実した形でここに結実している、あごが外れずにはいられない、たった38分足らずだが、濃密さが時間間隔を崩壊させる、稀代の傑作、ぬおーすげーすげー、ジャケも秀逸、青色が美しくこの音楽を代表する