Tied & Tickled Trio : EA1 EA2
ARTIST / Tied & Tickled Trio
TITLE / EA1 EA2
LABEL / payola/drag city
DATE / 1999
TITLE / EA1 EA2
LABEL / payola/drag city
DATE / 1999
よくシカゴ系と勘違いしてしまいます、ドイツです、主要メンバのほとんどがmorrやらhausmusikに関係していたりします、注目すべきは例えばMarkus AcherとMicha Acherなどは13 & Godのメンバでもありanticonともつながってわけです、またKammerflimmer Kollektief(参照)の中心人物Thomas Weberはよく枕詞としてTiedの名前が挙がっていますが、この盤には参加していません、恐らくTiedのメンバは流動的なんでしょう、詳しくはわかりませんが、文法としてはジャズの匂いがします、編成もそれに近いからでしょう、ですがかなりエレクトロニクが混ざりこんでいますから、純粋な身体性を感じることができません、処理処理している、まあ曲にもよりますが、メンバでも半分がエレクトロニクスいじってるようなのでそうなるのでしょう、個人的にこれはロックではないのでポストロックでさえないと思います、まずギターがいない、まあそれがロックの必要十分条件であるわけではないのはもちろんであるが、やはりファクタとして大きいと考えられる、ギターという楽器の大衆性、ロックを始めようと思う人たちがまず頭に浮べるであろうギターはやはり入手のしやすさなどから多くの人々に開かれているわけであり、サッカーボールに似ている、そういう精神性がロックを規定する重要なものなのだという印象をもっている、何はともあれこの盤は良盤です