Big Black : The Hammer Party

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/ Big BLack
/ The Hammer Party
/ touch & go
/ 1986

82年から84年の初期EP三枚をまとめた盤です、若かりしAlbini様の生き様がここにあります、シカゴの狭い部屋、4トラックで録音された音群はもはや歴史のファンファーレです、彼はこのとき革新的なことをやっています、すなわち、ドラムマシーンによって、リズムを刻ましているというとろです、ここに大きな試み、その後の彼の磐石の安定を形作った思考を見て取ることができます、実際問題として、かなり単調なリズムは、現在の躍動的なリズムパタンと比べると、あまりに幼稚です、均整な区間をおぼろげなギターが拡張していく、それほどハードコアに造形が深いわけではない、ゴリゴリゴリは大好きです、といっても恐らく劣悪な状況で作られたのでしょうから、絶妙な音が出されているわけではない、けれども軽く面白い攻勢の物もあるような気がする、Albini幻想か、さあていい加減Shellacを聴けと