June & The Exit Wounds : A Little More Haven Hamilton , Please
ARTIST / June & The Exit Wounds
TITLE / A Little More Haven Hamilton , Please
LABEL / parasol records
DATE / 1999
TITLE / A Little More Haven Hamilton , Please
LABEL / parasol records
DATE / 1999
1892。過去盤レビュー。梅田は丸ビルのタワレコで購入。当時、一角に、インディーのそれっぽやつを並べて試聴できるコーナーがあって。店員の書いたポップにだまされたり、なるほどと思ったりしながら、ニヤニヤして色々聴いていたあの頃の僕が今の僕です。June & The Exit Woundsというのは、Todd Fletcherさんによる1人ユニットです。多分この1枚で沈黙してしまったと思う。当時、僕はBeach Boysが好きだったし、そこからソフトロックにおぼれてしまっていた。「極上のポップ」とか「甘いハーモニー」とかなんとか、それ関連の文字がポップに躍ってたんじゃないかな。ジャケも素敵だったしね。今聴くと、Beach Boysというより、Todd Rundgrenのど真ん中の濃い部分だったりするわけだけど、それも良いよね。てかToddつながりのオマージュなのだろうか。Todd系譜の'How Much I Really Loved You'しかりパパパコーラスの'Let's Shack Up Together'とか、今聴いてもなかなか素敵な曲だと思います。本作を買って、適当に聴いて、すぐに新しいのを追いかけ始めてしまったけど、それでも持っていて損したなと思うような水準の盤でなかったことを、今再確認してる。とあるコンピで披露したBeach Boysの'All I Wanna Do'の解釈も、ギターのフレーズを強く押し出してる嫌いはあるが、それでも愛が伝わるものだった。Fletcherさんは、今何をしてるんだろう。僕たちを一時期でも幸せにしてくれた、あの人たちは、今、どこで、何をしてるんだろう。ありがとうと、どうすれば伝えることができるだろう。