Chicago Underground Quartet : S/T
ARTIST / Chicago Underground Quartet
TITLE / S/T
LABEL / thrill jockey
DATE / 2001
TITLE / S/T
LABEL / thrill jockey
DATE / 2001
1890。過去盤レビュー。 カルテットのメンバはChad Taylor(パーカ)、Jeff Parker(ギター)、Noel Kupersmith(ベース)、Rob Mazurek(コルネット)。Jeffの手癖かもしれないけど、やっぱりTortoiseっぽい瞬間が演出されてしまう。録音とミックスがJohn MacEntireってところもミソかもしれないけど。っていうかいつもの界隈なのでした。基本的にはChicago Underground DuoとしてChadとRobなんでしょうけど、トリオになったり、カルテットになったりと、編成はさまざま。純然たるインプロではなくある程度コンポーズされているところがミソかな。もちろん手癖に任せるところは多分にあるけど。すごく安定したジャズアルバムのようで、やっぱり当時はすでに拡散してしまったポストロックのようで。それがにゃんともシカゴ臭くて、あの街に行きたくなるのだった。でかいマックポテト片手にコーラ飲みてぇのは俺だけではないだろう。それぞれのパートがまじめなのなぁなので、気持ちよく混ざり合っている。好感しかもてない。反復が多様されている曲もあるし、ジャズな耳で聴くと退屈な感じを受けるのだろうか。よく分からない。いい盤だなぁ。