Jamie Lidell : Jim
ARTIST / Jamie Lidell
TITLE / Jim
LABEL /warp
DATE / 2008
TITLE / Jim
LABEL /warp
DATE / 2008
1846。以前紹介した盤"Multiply"。ただのマニアックな電子青年(というイメージ)が、いつの間にか知らぬ顔して、イギリスはwarpが抱える大物ソウルシンガーといった着地点でショウを展開する変わり身の早さには脱帽する。2ndで一気にスウィングしたところから、さらに突き抜けてもはや電子らしささえもぶっ飛ばしてるんじゃないかと思わせるなんちゃって70年代ソウルテイストに満ちた3rd。いつの盤やねんと。モータウンを筆頭にした当時の著名なソウルシンガーたちの名前が用意に思い浮かんでは消えていく。とらわれの身のように混ぜ込まれているんだ。それを現代のテクノロジーで捕獲し、これまでどうせぼそぼそしかしゃべらなかったテクノ野郎がどういう経緯か、実はええ声の持ち主でしたごめんね、といった詐欺を働くからたちが悪い。(実際、これは批評上の、強調的な誤解で、彼の場合は以前からちゃんと声を利用してパフォーマンスしていたんだけどね)。それにしても、とても良いんだ、このモック感。Little Richard、Jimi Hendrix、Sly Stone、Marvin Gaye、Prince、Stevie Wonderという偉大すぎる名前を挙げてそれを混ぜてるというぐらいだから、よくないわけないんだけどね。固い人が聞いたら、物まねというだろうし、サンプリング世代の僕たちには、すごいマッシュアップ感覚で超かっこいい!ってなるでしょう。全てがシングルカット級のデキでインポなるわ。