Squirrel Bait : S/T
ARTIST /Squirrel Bait
TITLE / S/T
LABEL / homestead / dexter's cigar(drag city)
DATE / 1985 / 1997
TITLE / S/T
LABEL / homestead / dexter's cigar(drag city)
DATE / 1985 / 1997
1801。全8曲18分足らず。シカゴの歴史探訪盤というか、Grubbsの個人史というか。実際はケンタッキー州はルイビルなんですが。シカゴの胎動はルイビルに帰属するわけですが。Ben Daughtrey(ドラム)、 Brian McMahan(ギター)、Clark Johnson(ベース)、David Grubbs(ギター)、 Peter Searcy(ボーカル)の5人に一部Britt Walford(ドラム、本作ではM4M7)が加入して80年代を地下で駆け抜けたSquirrel Bait。シカゴ界隈を語る上でたびたび言及されるSlintやBastroの更なる前進バンドである。メンバのうちMcMahanとWalfordがSlint、JohnsonとGrubbsがBastroである。もちろん。スペサン欄にはAlbini先生を含むBig Black3人の名前など。いかにもな1枚である。ハードコアなる衝動を抱えながら、若者たちが当時最も地下的でかっこよい音楽をやっていますな印象。しかしなかなか曲がキャッチーで、勢いだけでやっている感じでもない。今でもぜんぜん聴けるし、鼻歌交じりへの参入を無意識で許可されるほどだと思う。ふんふーん。エモコアを先取りしているといわれても、確かにそうかもと思ってしまう程度にキャッチーで熱い。M3のギターなんか聴くと、多分当時から何かしら次なる嗜好があったのだろうと思ってしまう。フル盤欲しいなぁ。