Scion : Arrange And Process Basic Channel Tracks
ARTIST /Scion
TITLE / Arrange And Process Basic Channel Tracks
LABEL / tresor
DATE / 2002
TITLE / Arrange And Process Basic Channel Tracks
LABEL / tresor
DATE / 2002
1731。Peter KuschnereitとRené Löweによるユニット。タイトルにあるとおり、ベーチャンをナントカしようという試み。使用される音源はBasic Channelのほかに、Cyrus、Quadrant、Rhythm & Sound名義のもの。なかにはCarl CraigによるPaperclip Peopleが手がけたBasic Channelのリミックスなんてものも含まれている。ということは、最終的に、どこを切ってもベーチャンなわけだ。本作も2010年tresorリイシューの一環として現在は入手しやすくなり、喜ばしい限りである。僕自身、まだベーチャンのフル盤を持っていないのですが、間接的であれたびたび触れる機会があった。本作でも、その過剰なストイックさが反転して、リリシズムをも獲得していると感じられる。最も縁遠いはずの、ファンタジーの地で鳴らされる音楽とはこのような過剰すぎる沈鬱ではないだろうか。アレンジによってBPMなどもいじられるなか、ほとんどのものが失われないという奇跡的なミックス(といいつつ、これぞベーチャンだ、と思うのも間違いの模様)。テクノを愛するすべての人間に、純粋な心地よさを提供してくれることをハードに保障する。ちなみに、使用されているほとんどが12インチの音源なので、CDスキーにも手軽な1枚となっている。ベーチャンを本当に好きなやつが、CDスキーだとは思わないけれども。ミックスアルバム界の本命。ちなみにカタ番が記念すべきtresor.200だったりする。名盤。