V.A : Blues...Is Number One
ARTIST / V.A
TITLE / Blues...Is Number One
LABEL / gusstaff records
DATE / 2006
TITLE / Blues...Is Number One
LABEL / gusstaff records
DATE / 2006
1460。背のタイトルはNumberではなくbが抜けてNumerとなっている。狙ってるのかミスなのかは不明。また何時買ったかなぜ買ったかわからない盤ですわ。レーベル自体はポーランドのインディショップです。To Rococo Rotとかドイツ系をリリースしてるもよう。本作はそんなgusstaffレーベルが提案するブルースをテーマにしたコンピです。なかなかいいタイトルです。現代におけるブルースの再解釈とでも言いましょうか。おそらくそういうことがテーマになってるのだろうと踏んでいる。自レーベルからJacaszek、~scapeやstaubgold系Andrew Pekler、kitty-yo系Laub、karaoke kalk系Donna Regina、Molr Drammaz、kitty-yo系Tarwaterなどあって、両者ともSeptember CollectiveのメンバであるPaul WirkusとStefan SchneiderことMapstation(参考12)のコラボ、同メンバでありながらBarbara Morgenstern(参考:1)はその2人を尻目に単品で参加。さらにMatt Elliott(参考:1)、Chris Coleの変名Manyfingers、自レーベル系N-Noiz、Kammerflimmer Kollektief(参考:1)などなど。まったく知らないPathmanという人が参加しているのですが元Armanというポーランドでは伝説の前衛バンドに所属していたらしいです。知らん作家から結構好きな作家まで入っており、なんとなく買った理由もわかってきました。大体が電子を生業としているので、そこにブルースというある程度文法を備えている伝統的な形式性を持ち込むというのは結構刺激的な事のように思いますし、あんまり他では見たことのないコンセプトであります。構想期間もかなり長かったらしく、どこかのサイトには足掛け5年というようなことも書いてありました。そこまでする価値があったかどうかはわかりませんが、それほど大きなレーベルでもないでしょうから、ちゃんと内容を充実させるためには必要だったのかもしれない。まずまずの面白さですが、もし特筆すrならば、それほど突出した曲がないというのが残念かもしれませんが。うん。買わなくてもよかったなーと思わせたらだめなわけですから。