Technova : Electrosexual
ARTIST / Technova
TITLE / Electrosexual
LABEL / hydrogen dukebox
DATE / 2004
TITLE / Electrosexual
LABEL / hydrogen dukebox
DATE / 2004
1462。関連盤1。Lサイドによるレビューはこちら。David Harrowによる名義です。彼はJames Hardway名義ではジャズフレイバにあふれる名作を発表しているわけですが、本作ではその名前に恥じないほどの電子的伝統性を発揮している。かつては未来の音楽として、逆説的に幻想世界を演出したシンセ使いを背景に、Kraftwerkよろしくなボーカル曲を展開するわけですね。Vaginal Davisというかたが半分くらいボーカルで参加しています。やたらクリアに古典をやる、というような盤で、多分この頃は本当にエレクトロがあつあつでして2005年にはMissy ElliottがCybotronの'Clear'をガンキメしてたわけですから。今でもまだある程度の回顧熱は強いのかもしれませんが。過去を重んじる僕にとってはうれしいブームだからいいんですけど。M2はJoy Divisionの名曲とされる'Atmosphere'のカバーですね。そろそろJoy Divisionも押さえとくかと思う今日この頃です。ちなみにJoy Divisionは2002年にSquarepusherにカバーされてましたね。関係ないですね。ま、結論を言いますと、こういう盤は時流に乗ったノスタルジックでしかないと思われるかもしれないけれども、やる人がやれば今でも全然聴けるということですね。好きですね。大好きですね。