Freeform : Outside In
ARTIST / Freeform
TITLE / Outside In
LABEL / skam
DATE / 2005
TITLE / Outside In
LABEL / skam
DATE / 2005
1353。myspace。これまで紹介した盤はこちら(参考:123)。これまでwarp、sub rosa(quatermass)、skam、nonplaceと僕の敬愛してやまないレーベルをうまくまたにかけてリリースを続けてきたSimon PykeさんによるFreeformです。その実績は本当に素晴らしいと思います。やっていることはそれほどバラエティに飛んでいるわけではないのですが、見事に自分のカラーを電子のジャンルにおいて発揮することでこれほど性格のことなるレーベルで活躍することができているのだと思います。ややエキゾチックな音選びをうまく洗練させ、最新のトラックへと昇華させるということに関しては本当に一流なのでしょう。ややきらびやかさが後退した感じもしますが、そこはPykeさん、何かを模索しているという雰囲気が伝わってきます。ジャケからTeam Doyobiを連想してしまったのですがなぜでしょうね。そのあたりは僕が感じ取った迫力の低下と関連してイメージのなかで響きあっている気もします(Team Doyobiもやさしすぎるので)。Freeformも2008年現在においておそらく本作がパッケージ盤での最新作だと思いますから、この盤までコンスタントに活動していたことを考えるとやや前線から身を引いているのでしょうか。飽和する電子マーケットのなかで今こそ存在感を示して欲しいものです。てかskamをレビューするのが結構久しぶりだったり。