Pat Metheny : Trio 99→00
ARTIST / Pat Metheny
TITLE / Trio 99→00
LABEL / warner bros.
DATE / 2000
TITLE / Trio 99→00
LABEL / warner bros.
DATE / 2000
1102。Pat Metheny(ギター)、Bill Stewart(ドラム)、Larry Grenadier(ベース)というトリオ作。 Larry GrenadierはBrad Mehldau Trioとしても活動していますね。そういえば"Metheny Mehldau"という盤があるしね。Lサイドが一時期Pat Methenyに執心していた頃があったように思うが、そのときPat Metheny Group名義をあまりよく思っていないような口ぶりだった。あまりよく覚えてはいないが。Brad MehldauもLサイドからの知識であるから、この辺のが好きなのだろう。僕がそれとしらずにPat Methenyに触れていたのはSteve Reichのボックスを買ったときだった。非常に好きな曲だったが、Reichというのが先行しているために演奏家には注意が向かなかったのである。さて、おそらく初めてのMethenyによる盤であるが、ストレートにジャズ文法のなかでテクニックを発揮しており、よくないわけがない。John ColtraneやWayne Shorterといったジャイアンツのスタンダードもラインナップに加え、がっつりとジャズなるものに取り組んだといったところか。実際ギターをメインとするジャズというのは、あくまで管楽器関係と比べると、ビッグネームも少なく、世間的認知も低いかと考えられるが、一般的なバンドセットからなるポピュラー音楽に接している人たちには、こちらのほうが滑りこみやすいだろうと考えます。僕自身Jim Hallが好きだった頃があります。ジャズにおけるメインとしてのギターはもう少し広く聴かれても良いだろう。とかいいながら、ただ広く聴かれていることを知らないだけなのだが。かっこいいね。