V.A : Novamute Kompilation
ARTIST / V.A
TITLE / Novamute Kompilation
LABEL / novamute(mute)
DATE / 1998
TITLE / Novamute Kompilation
LABEL / novamute(mute)
DATE / 1998
2枚組み、いまいちnovamuteというレーベルの全体像がつかめていない、一応メジャということになるのだろうか、muteってインディーという規模じゃない気がするし、どうなんでしょう、98年といえばすでにテクノの方法論もAphex Twinらの活動によって多様化をみせ始め、比較的境界なくリスナに広がっていく頃であると思う、そのような市場の波にもめげずあくまでフロアで極まる体験というのがnovamuteにあると勝手に思っている、それはポップスターのひらひらというよりは完全に職人的なねじり鉢巻に近い、僕が典型的だとおもって念頭に置いているのはSpeedy JとPlastikmanである、どちらも初期warpのA.Iシリーズでおなじみだが彼等はもはや現在の(98年当時もおそらく)warpに自分達の領域はもはや見出さなかったように思う、この盤ではFawn名義参加している此方もwarp古参のLFOことMark Bell(参考1)だが彼は2000年代にもwarpからリリースがあったがかなりビートの展開を多彩にして時流にあわせてた、この盤ではあまり展開を望まずに4つ打ちを貴重にした単調なものである、個人的にかなり気に入ったのはDarren Priceである、前のめりかつ純粋なA.I系サウンドを想起させる、どうもUnderworldのツアーサポートをしている人らしい、そういわれてみるとある程度の起伏が彼らを想起させる部分もある、全体的に4つ打傾向だが激しくはなく、リスニング音楽としては普段着的に着用できる、ボリュームもあるから買って損はしないでしょう