V.A : Tiger Style Records/Artist Smpler/2002-2003
ARTIST / V.A
TITLE / Tiger Style Records/Artist Smpler/2002-2003
LABEL / tiger style
DATE / 2003
TITLE / Tiger Style Records/Artist Smpler/2002-2003
LABEL / tiger style
DATE / 2003
比較的色づいている作家を集めており、インディ系にしてはまずまずのポピュラリティーを獲得していることが予想されるtiger styleです、そんなショーケースてきコンピであるから思想も何もないわけであるし、いつものように適当に取り上げて見ることになる、元Teenage Jesus and the JerksのJames Chanceがいるところ辺り面白いがno waveというよりも今では子気味が良すぎて気持ち悪いエレポップを聞かせる、ベースが子気味よい、このレーベルの売りでもあり世間的にウケがよいThe Mercury Programですが軟骨のようなインストをやっておりましてある種のTortoiseのように歌う部分がありインスト(特にポストロックと称されるような)にやさしさを付与するが驚くほど驚きがない、よい曲だがアイディアがない、片割れのTom HillさんがPenfold Plum名義でneo ouijaのコンピ'Cottage Industries'に参加していたことからも想像ができる二人組みWauvenfoldで電子への幅も見せるあたりがいやらしいというか主義主張がないというか、良質歌ものIDAにそのメンバであるK.(参考:1)もそれぞれ参加しているし別のメンバであるDan LittletonはTara Jane O'Neilと組んでシンプルなギターを聞かせる、と日本でも変に人気のあるHer Space Holidayもいるがこの人の作品はこのコンピの曲を標準ととらえてよいのだろうか、強烈なメランコリーはいつものように日本人をひきつけるがまあ絶望的に王道である、Album Leafなんかも名前を良く聴くがThe Mercury Programと同傾向にあり、さほどアイディアがあるわけではない、個人的に気に入ったのはmorrからのリリースもあるAmerican Analog Setだろうか、メランコリーを讃えながらもリズムに気を配りつつの歌ものでありかなり上質である、でトリはTristezaをMarumariがリミックスするという必要性が疑われる楽曲になっております、こうやって見ると現在インディー市場で高評価を得ているバンドが強烈なサークルを作り上げており、tiger style恐るべしといったところであろう、このほかにも僕がこれまで知らなかったRye CoalitionやBroken Spindles、Speed Kingといったところは極めて面白いと思う、というかここまで耳に残るというのはすごいな、実は既に有名だったりして、まあ所詮はサンプラーですからこの辺で