Kid606/Cex : Shotgun Wedding Vol. 3: Oh, So Now You Fuckers Wanna Dance?
ARTIST / Kid606/Cex
TITLE / Shotgun Wedding Vol. 3: Oh, So Now You Fuckers Wanna Dance?
LABEL / violent turd(tigerbeat6)
DATE / 2004
TITLE / Shotgun Wedding Vol. 3: Oh, So Now You Fuckers Wanna Dance?
LABEL / violent turd(tigerbeat6)
DATE / 2004
著作権対策からニュージーランドに隠れて運営されているレーベルviolent turdより、tigebeat6の首領と看板アーティストによるメジャな曲のノンストップミックス、表示上は3曲になります、M1とM3をKid606が、M2をCexがミックス、よくこんだけの楽曲を回したなというのが実感、コアな曲から超メインストリームまで(後者が主に著作権的に問題なんだろうが)、Lil' Kimに50 Centがラップを挟む曲やら懐かしいところではThe Cardigansの'Lovefool'、Daft Punk、Speedy J、Outkast('Hey Ya!'というべたっぷり)、Jay-Z、Aphex Twinなどなどとにかく真っ向勝負でアウトです、ミックスの素晴らしさというのはなかなか難しいところがあって、その寄せ集めるて作り変えるという現代的感覚が現在のクラブでは非常にもてはやされているようです、もちろんこの方たちがやるとシンプルさよりもブレイク・コアな傾向に向かいかなりごわごわして、低音ビートがかなり大仰に刻まれるわけです、Cexのほうがまだシンプルで聞きやすいだろうか、このフロアに根ざした感覚を持ってかれらは偉大な作品をオリジナルとして作成していく、あらゆる皿が官能的肉体に働きかけるように構成される、じりじりとフロアはテンションを上げていく、ミックスされる夥しい「サビ」はビートを獲得した身体に加えて、精神性に反復を強いる、これがミックスの真髄であり、ある種のサンプリングとして音楽が始めて音それ自体で意味を獲得するという契機になる、そのミックスされる各部位はそれぞれの意味を荷って悪がき2人の描く全体を描くカラーとして機能している、学理ではなく、意味による配置が始まるのである