Emerson, Lake & Palmer : Tarkus
ARTIST / Emerson, Lake & Palmer
TITLE / Tarkus
LABEL / cotillion
DATE / 1971
TITLE / Tarkus
LABEL / cotillion
DATE / 1971
M1のタイトル曲から20分の大曲と思いきや、LPでリリースされた当時はA面に7つのパートからなるプログレではよくある組曲形式だったみたいですね、名前をよく聴くがどれをとりあえずおさえればいいのかわからなくて放置していたELPですけどもこの2ndが評判もよろしいという事なので手に入れました、M1の導入からグルーブの波が押し寄せてきます、一応説明しますと、ドラムのCarl Palmerさんとボーカルに主にベースを扱いギターなどの弦楽器も軽く触れつつプロデュースも行うGreg Lakeさん、そして鍵盤系にKeith Emersonさんという三人があつまってその名前を冠するバンドを作り上げているわけですね、ちなみにLakeさんはご存知第一期King Crimsonのベーシストとして傑作'In The Court Of The Crimson King'に参加しています、基本的にギターレスで鍵盤系の導入というのがちょっとした独自性を生んでいるきがしますね、そしてシンセの活用、少しフュージョンのようなテクスチャを感じます、まあ歌があるのですけれどもそれこそ彼等のテクニックを披露するパートにおいてその傾向は顕著ですね、それにしても最近のバンドとプログレと呼ばれているこの方々のような人たちとは完全に演奏に対するカロリーが違いますね、どうしてこれほどまでも自分達の楽器の力を引き出す事ができるのでしょうか、ドラムとベースは確かな固さとグルーブを演出し、キーボードはその中心にそえられるだけのフレーズを緩急をつけて撒き散らす、なんて唾らしいバンドだろうかね