Christopher Willits : Folding, And The Tea
ARTIST / Christopher Willits
TITLE / Folding, And The Tea
LABEL / 12k
DATE / 2002
TITLE / Folding, And The Tea
LABEL / 12k
DATE / 2002
500枚限定、その気さくでややマッテョな風貌とは適合しない幽玄の世界を展開するWillitsさんです、ライブを見たのも懐かしく思い出される、発売から数年たってもまだ難なく手に入るというこの状況に、この市場の弱さを感じてしまう、'Pollen'よりも微妙に粒がでかい気がするがそれでも最高の粒性を確保していた、今年2006年にghostly international からリリースされた新譜ではややアプローチが違うようだがどうなんでしょうか、コリコリカツカツというまさに発明されたような音だが、これをギター入力で出そうというはげた発想は電子の世界に人間的手癖を導入するという試みなのか、Willitsの音には実際冷徹さよりも暖がある、個人的にもLサイドの評価も考えあわせても非常に大きな名前ではあるが、緒戦は力ない歓声に過ぎないのだろうか、最近いつも頭をよぎる疑問である、カントにおけるような普遍的伝達可能性はあるのかと