V.A : Soundcheck
ARTIST / V.A
TITLE / Soundcheck
LABEL / sub pop
DATE / 1998
TITLE / Soundcheck
LABEL / sub pop
DATE / 1998
Nirvanaをぶりんと生み出したsub popはある程度の勢力を保ちつつ現在も低いところを飛んでいる印象があります、あまり勢いのあるバンドも最近排出しているとはいえないかもしれない、あ、Kinski、The Album Leafなどの盤を出してるっちゃ出してるか、そんなsub popの二枚組みコンピ、正直知っているバンドもあまりいませんし、それぞれの楽曲もあまりぱっとしないものばかりです、平凡、Damon and Naomiなどもにんともかんともつかないスローナンバですし、The Jesus & Mary Chainの曲などは普通に盤として買っているのでいらないし、Modest MouseのメンバでもあるDann Gallucciが所属したバンドMurder City Devilsなどもいるが90年代後期に鳴らす必要のないなんちゃってグランジを演出するにとどまっているし、Juan MacLeanというDFA系のかたが所属しそのドンJames Murphyがエンジニアを努めていたというSix Finger Satelliteなどは辛うじて素敵なフォルムをもっています、ベースとギターがダイナミックにつんのめりつつそれがしゃがれたボーカルと重なる、一見粗くもみえるが適度に実験的でありAlbini的方向性も感じさせてくれる、とまああまりオススメできる盤ではありません、とはいえ僕が言いたいのは90年代初頭のsub popには注目していますよということですね、何もhomesteadやsst周辺を洗っていれば当時のアメリカが見えてくるとは思いませんから、地域的にも見ていく必要がある、sub popの場合はシアトル、そしてグランジですね