V.A : Couchblip!
ARTIST / V.A
TITLE / Couchblip!
LABEL / couchblip!
DATE / 2001
TITLE / Couchblip!
LABEL / couchblip!
DATE / 2001
オーストラリアのレーベル、couchblipの記念すべき一番目の盤、タイトルもレーベル名となっています、参加しているのはたった3組でそれぞれが5曲ずつ担当しています、オーストラリアつながりということでTim Kochのリミックス盤にも参加したBloqとDisjunction Reunion、そしてI Am Robot And ProudやNovel 23らの3"のcdやcdrを中心にリリースしている東京のレーベルduotone recordsのElectric Avenue Chapterシリーズにおける5枚目を担当したRobokoneko、といった恐らく露出的にはオーストラリア国内をメインにしているであろう作家陣ががんばっています、というか新しいレーベルのコンピに手を出すとき、そしてそのなかに知っている面子がいないときはそれほど期待値を上げないのですが、この盤は正直かなりよいです、やや大味感を漂わせているのですがそれを帳消しにするほどの叙情を讃えたIDMです、というか90年代初頭のピュア・テクノな霊感を帯びているといっていいでしょう、手法としては微弱なドラムンを匂わせるという場合もありますが高音を響かせた群はキャリアの長い作家でもなかなか届かない高尚なそれです、とりあえずBloqのM1とM10、Disjunction ReunionのM6とM9、RobokonekoのM11の電子による可視化されたナラティブは素敵ですね、大味とはいえこれだけ歌われると拍手を送りたくなります、良盤ですね