Ciccone Youth : The Whitey Album
ARTIST / Ciccone Youth
TITLE / The Whitey Album
LABEL / geffen
DATE / 1988
TITLE / The Whitey Album
LABEL / geffen
DATE / 1988
2006年になってSonic Youthの1stと共に再発されました、音楽にはIDMのように構築美でみせる閉じた作品がありますが、この盤のように開かれた作品もある、この場合余剰を楽しむのが楽しいわけですよね、この表現は確かに的を得ていると感じています、マドンナに捧げられたこのアルバムは抽象度の高いエクスペリメント、今年になってスタジオに戻るかもしれないという解散したDinosaur JrのフロントマンJ Mascis、映画「Velvet Goldmine」ではThurson MoorerらとWylde Ratttzというグラムバンドとして登場したsst系のMike Wattが参加し、ポップイコンとしてのマドンナに対する現代美術を展開するわけです、彼女の本名Cicooneが冠されたこの作品が揶揄なのか真摯な態度なのかが一番気になるのですがちょっとわからない、今で言えばブリちゃんを扱いにかかるわけでしょうけどSonic Youthという先例があるとともに結構傑作の盤ですから後続は大変ですね、もはや初老にたっしようとするSonic Youthの面々ももはやユーモアで遊ぶことがなかなか難しいでしょうしね、88年といえば超名盤'Daydream Nation'が出た年でストイックな傑作の毒抜きが必要だったのかもしれない、どちらが先にリリースされたのかはわかりませんけども、まあ聴くべき盤ですよね、The Beatlesとはどっか関連ありますかWhiteyって遊んでるだけ?