Repeat : Select Dialect
ARTIST / Repeat
TITLE / Select Dialect
LABEL / cut
DATE / 2000
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DATE / 2000
Toshimaru NakamuraとJason Kahnによるデュオ、for 4 earsからもリリースしている、当然実験電子作品、インプロらしいですがまったく予定調和的にならされており、意外と静で成立しているので、つくりこまれている印象、Nakamuraさんはもちろんno-Input mixing boardというものを<発明>した人ですね、外部のソースをミキサーに取り込むのではなく、内部のフィードバックをコントロールするという、まあ素人にはいまいちよく分からない構造ですが、これがけっこう穏やかでいい音をだしています、Kahnさんはパーカッションとエレクトロニクス、MullerやJohn Hudakとも共演したころがあるというその手の人ですね、最初はインプロギタリストとして不遇の時代を過ごしていたらしいNakamuraさん、秋山徹次さんや杉本拓さん大友さんとの交流も想像に難くないが(秋山さん杉本さんともに音像があっているかわからないが、というかそのへんの日本のアンダーグランドに明るくないが)、そこで見せるインプロというものは、これほど穏やかではないのでしょう、Minamoとやったことがあるというのも納得できるでしょう、純粋な一枚です、いい盤だと思います