Fripp + Eno : No Pussyfooting
ARTIST / Fripp + Eno
TITLE / No Pussyfooting
LABEL / eg
DATE / 1973
TITLE / No Pussyfooting
LABEL / eg
DATE / 1973
二年前にReichとともにしり、去年の今頃にFrippの盤を買いまくった記憶がよみがえる。冬に聞くと切れる様なギターがうなり続けます。アンビエントという分野はEnoさんのobscureレーベルにおけるアンビエント・シリーズで、もはや完結しており、後続はその冠に相応しくはないと考えますが、まあ俗にはこの盤もアンビエントにあたるのでしょう。もちろん、もっとも著名なのはEnoの「空港のための音楽」は1978年の作品ですが、理論はFrippさんとのこの時期に構想されたものでしょう。その意味でもやはりアンビエントのカテゴリからはずれるわけです。但し、Frippさんがその挑戦的な姿勢でテープのリールを弄り回して獲得したやりくちは、このコラボレーションを通じて天才へと流れていく。それゆえに本作の重要性ってのは語っても語りきれない意味がある関係の端的な証明のひとつなのでしょう。。