Greg Davis : Arbor
ARTIST / Greg Davis
TITLE / Arbor
LABEL / carpark
DATE / 2002
TITLE / Arbor
LABEL / carpark
DATE / 2002
大傑作1st。"Curling Pond Woods”よりも素直にトロニカライクです。この人かなり理論武装もしているようですね。音楽学校にて。この盤の次がすぐに"Mort Aux Vaches"ですからふぁふぁふぁっと実力を認められたのか、あるいは以前からある程度のキャリアを積んで名前が売れていたのか。僕としてはトロニカと呼ばれるものを聴き始めたころからGreg Daivisに接していたので、かなりの大御所であると当初思っていたのですが。新人だったんですよね。それでもこのような作品が提出されるということ自体が、当時なぜトロニカがもてはやされたのかということを明かしています。つまりこのような傑作が世にでると、われわれはそれを取り巻いているシーンの状況というものに反応せざるを得ないというわけです。何だこと分野は、って感じに。電子の分野でこういった傑作を最近あまり手に取ることがなくなったと思っていますが、今シーンはどうなっているのだろうか。まあ00年代初頭が始まりであり、終わりなわけですけど。