Sonic Youth / Jim O'Rourke : Invito Al Ĉielo
ARTIST / Sonic Youth / Jim O'Rourke
TITLE / Invito Al Ĉielo
LABEL / sonic youth records
DATE / 1998
TITLE / Invito Al Ĉielo
LABEL / sonic youth records
DATE / 1998
1872。過去盤レビュー。syrシリーズの3枚目。本作をきっかけにしてSonic YouthとO'Rourkeの蜜月関係が始まる。本作が初めてのコラボ、という触れ込み。2002年の"Murray Street"から公式メンバーとなるO'Rourkeはアメリカーナの提唱者というよりも、インプロの可能性をさぐるオタクとして、ミュージシャンズミュージシャンである。本作はタイトルを見て分かるように(誰がわかるか知らんが)、エスペラント語を使って、インプロの普遍性を提示している、というかそれに頼っているのかもしれない。緊張感あふれるプレイは、見事である。難解な印象が強く、事実旋律やリズムといったものが瓦解しているので、とっつきにくいかもしれないが、脳を刺激するにはもってこいである。思考をさえぎるので、瞑想にももってこいである。とらえられない不可解さが、この手の音楽の魅力だといってよい。ただ、Kimのエスペラントではないペトリーは、時に思考を中断するけれど、英語使いでない限り、楽器ととらえることもできなくもない。録音はWharton Tiers。盟友は丁寧に空間をとらえていると思う。EP扱いで前3局収録だが、尺は55分を超えるお得な1枚である。かなり好きな盤なので、お勧めしたい。